2020年度ワーキング・ペーパー・シリーズ No.1 / 中嶋 聖雄 (早稲田大学)
2021.02.10wed
先端技術分野における米中競争の社会学・試論:戦略的行為フィールド理論に よる次世代自動車産業分析を事例としてA Sociological Analysis of the U.S.-China Competition in Advanced Technologies: An Illustration with the Next Generation Automobile Industry Using the Theory of Strategic Action Fields
米中技術競争の方向性を正確にとらえるためには、経済と政治の関係性を超えて、経済がより広く社会に「埋め込まれている」(embedded)(Granovetter, 1985; Polanyi, 1944)様態を理解する必要がある。本稿では、社会学において彫琢されてきた「戦略的行為フィールド」(strategic action fields)(SAF)(Fligstein & McAdam, 2011, 2012)の理論を援用することによって、先端技術分野における米中競争の社会学的試論を展開する。経験的事例としては、自動運転・電気自動車技術を核とした、次世代自動車産業を例にとる。
第2版を掲載いたしましたので、こちらのリンクは削除いたしました。
先端技術分野における米中競争の社会学・試論:戦略的行為フィールド理論に よる次世代自動車産業分析を事例として