アンコンシャス・バイアスにはどう取り組めばよいのか？： ダイバーシティ経営推進に向けたアンコンシャス・バイアス研修について (経済産業省委託事業に関する報告会1)

現在、企業には多様な人材がその能力を発揮して価値創造を実現していく「ダイバーシティ経営」の推進が求められています。しかしながら、「世界競争力報告2019年」の「労働ダイバーシティ」の項目で、日本は141カ国・地域のうち106位に低迷するなど、ダイバーシティの実現には課題を抱えた状態です。

企業におけるダイバーシティの実現を妨げる課題の一つとして、ほとんどの人が持つと言われているアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)の存在があげられています。アンコンシャス・バイアスは、人間が効率的に情報を処理するために無意識下で分類を行うことで起きてしまうと考えられており、無意識であるからこそ、それを認識し、マネジメントしていくことが重要であるとされています。

今年度、経済産業省委託事業(※)では、アンコンシャス・バイアスへの気づき・解消に向けた取り組みなどを調査してまいりました。本イベントは、実際にアンコンシャス・バイアスへの気づきに取り組まれている企業の方や、学生のパネリストとともに、アンコンシャス・バイアスに対する様々な取り組み方について考えていきます。

※経済産業省令和４年度産業経済研究委託事業(ダイバーシティ経営推進に向けたアンコンシャス・バイアス研修のあり方と効果測定指標等に関する調査)

＜同日開催＞
アンコンシャス・バイアスのVR研修の可能性と課題：ダイバーシティ経営推進に向けたアンコンシャス・バイアス研修について (経済産業省委託事業に関する報告会2)

東京大学未来ビジョン研究センター
AIガバナンスプロジェクト事務局
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