• 論文

    平松 雄司 未来ビジョン研究センター受託研究員
    井出 博生 未来ビジョン研究センター特任准教授
    古井 祐司 未来ビジョン研究センター特任教授

平松雄司受託研究員らの論文がAsia-Pacific journal of public healthに掲載されました

高齢化の進む日本にとって、中高年における生活習慣病の改善は重要な課題ですが、BMIと血圧は循環器系疾患のリスクファクターとしてよく知られています。

本研究では、複数の生活習慣とBMIならびに血圧(収縮期血圧・拡張期血圧)との相関を、地域差を調整し縦断的に分析しました。その結果、BMIと血圧のそれぞれに対して最も効果の大きい生活習慣を見出しました。ゆっくりと食べることはBMIの低下に、アルコールの摂取量を適量に抑えることは血圧の低下に最も大きく相関しており、日本の中高年における効果的な保健指導に関する新たな知見が得られました.

タイトル:


Associations of Lifestyle-Related Factors With Body Mass Index and Blood Pressure in the Middle-Aged and Older Population-Based Cohort in Japan: A Longitudinal Study.

著者:


Hiramatsu Y, Ide H, Furui Y.

ジャーナル:


Asia-Pacific journal of public health. 2023:10105395231175568.
https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/10105395231175568

お問い合わせ


東京大学未来ビジョン研究センター
受託研究員 平松 雄司