シンポジウム:脱炭素経営への動き-エネルギー転換に向けた財務上のリスクと機会
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日程:2019年10月07日(月)
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時間:10:00 - 12:00(開場9:30)
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会場:イイノホールカンファレンスセンターRoomA(東京都千代田区)
https://www.iino.co.jp/hall/access/ -
お申込み:
参加をご希望の方は、お申込みフォームよりご登録をお願いいたします。
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共催:
気候ネットワーク、カーボントラッカー、東京大学未来ビジョン研究センター、気候変動とエネルギー転換ユニット、CDP Worldwide-Japan
趣旨
昨今、多方面で気候危機を予兆する事象が起こっており、気候変動への取り組みの強化は政府にとどまらず、企業や各アクターにおいても急務の課題となっています。
本シンポジウムでは、これからの日本の脱炭素経営への速やかな転換について、国内外の専門家や関係者からエネルギー転換に関する最新の分析や事例を紹介し、日本の脱炭素経営の動きの現状と課題について話題提供し、これからを展望するものです。
海外からは、カーボン・トラッカー・イニシアティブによる日本の石炭火力発電の経済性について分析した新規レポートや、デンマークの電力会社オースステッド(Orsted)のエネルギー転換の実例などをご紹介いただきます。また、日本からは、CDPジャパンやその他専門家・関係企業・NGOから、日本の脱炭素経営やエネルギー転換の現状や課題を取り上げて話題提供します。
本シンポジウムは、環境研究総合推進費(2-1801)「世界の気候変動影響が日本の社会・経済活動にもたらすリスクに関する研究」の成果をふまえた国民対話の一環として開催します。
プログラム
開会挨拶
高村ゆかり(東京大学未来ビジョン研究センター 教授)
講演
日本における石炭火力発電の座礁資産リスク
- マシュー・グレイ (カーボン・トラッカー 電力部門長)
- マガリ・ジョセフ(カーボン・トラッカー エネルギー・アナリスト)
コメンテータ-:栗山 昭久(財団法人地球環境戦略研究機関:IGES 研究
コメンテーター:滝澤 元(自然エネルギー財団 上級研究員)
エネルギー転換へのビジネスモデル~なぜ、またいかにOrstedは化石燃料から再生可能エネルギーへビジネス転換を果たしたのか
- ドリス・スチェクト(オーステッド APAC地域マネジャー)
日本企業の脱炭素経営の動き
- 森澤充世(CDP Worldwide-Japan ジャパンディレクター)
パネルディスカッション
ファシリテーター:高村ゆかり(東京大学未来ビジョン研究センター 教授)
パネリスト:
- マシュー・グレイ (カーボン・トラッカー 電力部門長)
- マガリ・ジョセフ(カーボン・トラッカー エネルギー・アナリスト)
- ドリス・スチェクト(オーステッド APAC地域マネジャー)
- 金井司(三井住友トラスト・ホールディングス)
- 銭谷美幸(第一生命)
- 平田仁子(気候ネットワーク)