都道府県によるサステイナブルな健康経営施策の設計―働き盛り世代の健康増進と地域の活性化に向けて―

  • 日程:
    2022年03月08日(火)
  • 時間:
    14:00-16:00(13:45開場) 
  • 会場:
    Zoom Webinar によるオンライン開催
  • 主催:

    東京大学未来ビジョン研究センター データヘルス研究ユニット

  • 対象:

    都道府県・市町村の健康経営施策の担当者、およびそれを支援する保険者、商工団体、民間事業者、健康経営アドバイザーなど

  • 定員:

    1000名(定員になり次第、受付を終了します)

  • 参加申込:

    要事前申込(参加無料)
    参加申込フォームからお申込みください。
    ※未来ビジョン研究センターと株式会社大清プロダクションは、本イベントのZoomURL情報を提供するため皆様の個人情報を収集させていただいております。この情報はいかなる第三者にも開示いたしません。

定員に達したため申込みを締め切りました。
開催趣旨

都道府県は健康増進施策の一環として、地域における健康経営の推進に取り組まれています。働き盛り世代の健康増進に寄与する健康経営の広がりは、地域・職域連携を通じて健康増進計画の目標達成にもつながります。都道府県と市町村、保険者、商工団体、民間事業者等の関係機関との連携により、健康経営を持続可能な健康施策として、また地域社会の活性化に資する事業として設計するポイントはどのようなことでしょう。
東京大学は福島県との共創により、事業所が地域の関係機関と連携しながら健康経営のPDCAサイクルを自走できる「健康経営支援プログラム」を開発し、都道府県の担当者向けにその運用マニュアルを作成しました。同マニュアルには、事業所が自立して、健康経営のPDCAサイクルを設計・評価するノウハウや、事業所と関係機関の共創および民間サービス活用のコツなどをまとめています。
本シンポジウムでは、はじめに健康経営優良法人(中小規模法人部門)の申請情報を用いた分析成果を報告し、中小企業の健康経営の現状とその特徴を共有します。その上で、福島県をモデルとして、サステイナブルな健康経営施策の設計のポイントをお伝えします。最後に、都道府県の健康経営施策を支えてきた保険者や民間事業者、商工団体等の思いをうかがい、都道府県と関係機関の共創のあり方を探ります。

プログラム
  • 開会

    [敬称略]

    挨拶
    東京大学 古井祐司

    来賓
    厚生労働省 健康局健康課 山本駿介

  • 特別講演 中小企業を対象とした健康経営施策の現状と方向性

    経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 丸山晴生

  • 研究報告 中小企業の健康経営の現状と特徴

    東京大学 村松賢治 

  • パネルディスカッション サステイナブルな健康経営施策の設計のポイント

    パネリスト:
    福島県 保健福祉部 健康づくり推進課 宮下友希
    東京大学 村松賢治

    コーディネーター:
    東京大学 井出博生

  • リレートーク 都道府県による健康経営施策の支援を通じて

    全国健康保険協会福島支部 支部長 遠藤隆男
    アクサ生命保険株式会社 代表取締役副社長 幸本智彦
    花王株式会社 取締役会長 澤田道隆

  • 閉会
  • ※プログラムは都合により変更になる場合があります。

    「健康経営®」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。

お問合せ

東京大学 未来ビジョン研究センター データヘルス研究ユニット事務局
E-mail: dh-jimu★ifi.u-tokyo.ac.jp
(★→@に置き換えてください)

令和4年3月8日、東京大学未来ビジョン研究センターデータヘルス研究ユニットは、「都道府県によるサステイナブルな健康経営施策の設計―働き盛り世代の健康増進と地域の活性化に向けて―」と題したシンポジウムをウェビナーにて開催しました。

当日は、都道府県・市町村の健康経営施策の担当者、およびそれを支援する保険者、商工団体、民間事業者、健康経営アドバイザーなど、約230名の方々にご参加いただきました。

シンポジウム冒頭で、東京大学 特任教授 古井祐司による開会の挨拶が行われた後、厚生労働省健康局健康課 山本駿介氏より来賓挨拶をいただきました。
山本氏からは、本シンポジウムで都道府県、民間事業者、保険者の共創の好事例をシェアできれば今後の健康づくりの施策にとって有用な示唆になるとの期待が寄せられました。

特別講演では、経済産業省商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 丸山晴生氏より「中小企業を対象とした健康経営施策の現状と方向性」と題した講演が行われました。
丸山氏からは、健康経営施策の現状、健康経営施策の方向性、健康経営の広がり、健康経営とヘルスケア産業の実情について報告がありました。

研究報告では、東京大学 村松賢治より、「中小企業の健康経営の現状と特徴」と題して、健康経営優良法人(中小規模法人部門)の申請情報を用いた分析成果を報告し、中小企業の健康経営の現状とその特徴をふまえ、中小企業の実効性のある健康経営の普及に関する提言がありました。

続くパネルディスカッションでは、「サステイナブルな健康経営施策の設計のポイント」と題し、福島県をモデルとしたサステイナブルな健康経営施策の設計のポイントについて意見交換を行いました。
パネリストとして、福島県保健福祉部健康づくり推進課 宮下友希氏、東京大学 村松賢治が参加し、東京大学 特任准教授 井出博生がコーディネーターをつとめました。

最後に「都道府県による健康経営施策の支援を通じて」と題し、全国健康保険協会福島支部支部長遠藤隆男氏、アクサ生命保険株式会社代表取締役副社長幸本智彦氏、花王株式会社取締役会長澤田道隆氏の3氏からメッセージをいただきました。

*「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
*本シンポジウムの詳細はQ-stationにて報告を予定しています。