リスクチェーンモデルの応用事例ウェビナー Risk Chain Model to Practice「富士通AI倫理影響評価(AIEIA)との合同ケース検討」

  • 日程:
    2022年10月07日(金)
  • 時間:
    13:00-14:45
  • 会場:
    オンライン(Zoom)
  • 主催:

    東京大学未来ビジョン研究センター

  • 共催:

    デロイトトーマツグループ Deloitte AI Institute、富士通株式会社

  • 言語:

    日本語

  • 参加費:

    無料

  • 参加申込み:

    ※お申込みの方に、10月6日(木)に参加用URLをメールにてお送りしました。
    ※メールを受け取っていない方は、ifi_ai★ifi.u-tokyo.ac.jp までお知らせください(★→@にしてください)。

定員に達したため申込みを締め切りました。
概要

人工知能(AI)サービスの社会実装が拡大する一方で、AIの信頼性や透明性に関する問題が課題となり、各国・企業においてガイドライン策定やツール開発などの様々なアプローチが開発されています。しかし、AIサービス毎に重要なリスクが異なる、AIモデルだけではリスクを十分に対応し続けることができない可能性がある、ユーザーを含む人間がリスク要因になる可能性があるなどの課題から各アプローチを十分に実践できていない状況があります。

これらの課題を解決するために、東京大学の研究グループはAIサービスの「実現すべき価値・目的」を確保し続けるためのフレームワークとしてRisk Chain Model(RCModel: リスクチェーンモデル)を開発しました。本イベントではRCModelの様々な応用事例を研究発表することで、その一連の検討過程を元に実践に落とすためのイメージを掴めるようにすることを目的としています。

AIに係るリスクを低減するために様々なアプローチが存在していますが、その数の多さからどのアプローチをどのように使用したら良いか分かりにくい状況があります。そこで、RCModelを開発した研究グループと「AI倫理影響評価(AIEIA)」を開発した富士通㈱の研究チームは、二つのフレームワークを融合させることによって、どのようなシナジーが創出されるのかの検討を行いました。

本イベントではその合同ケース検討による研究発表を行い、複数の専門家によるパネルディスカッションを踏まえて、RCModelを含むAIサービスの信頼性を実現するためのアプローチをどのように実践に落としていくことができるのか討議を行います。

プログラム
  • 13:00-13:05
    開会挨拶

    東京大学未来ビジョン研究センター 准教授 江間 有沙

  • 13:05-13:12
    リスクチェーンモデルの説明

    東京大学未来ビジョン研究センター/デロイトトーマツグループ Deloitte AI Institute 松本 敬史

  • 13:12-13:20
    富士通「AI倫理影響評価」の説明

    富士通株式会社 研究本部 AI倫理研究センター AI共生社会PJ 小野寺 佐知子

  • 13:20-13:40
    合同ケース評価 -「AI倫理影響評価」×「リスクチェーンモデル」

    富士通株式会社 研究本部 AI倫理研究センター AI共生社会PJ 新田 泉
    東京大学未来ビジョン研究センター/デロイトトーマツグループ Deloitte AI Institute 松本 敬史

  • 13:40-14:30
    パネルディスカッションと質疑応答

    ◆パネリスト(五十音順)
    東京大学未来ビジョン研究センター センター長 城山 英明
    京都大学法学研究科 特任教授/スマートガバナンス株式会社 代表取締役CEO 羽深 宏樹
    富士通株式会社 研究本部 AI倫理研究センター センター長 福田 大輔
    東京大学未来ビジョン研究センター/デロイトトーマツグループ Deloitte AI Institute 松本 敬史
    デロイトトーマツグループ Deloitte AI Institute 所長 森 正弥

    ◆司会
    東京大学未来ビジョン研究センター 准教授 江間 有沙

  • 14:30-14:45
    今後の展望に関するコメント

    富士通株式会社 研究本部 AI倫理研究センター センター長 福田 大輔
    デロイトトーマツグループ Deloitte AI Institute 所長 森 正弥
    東京大学未来ビジョン研究センター センター長 城山 英明

問合せ先

東京大学未来ビジョン研究センター
AIガバナンスプロジェクト事務局
E-mail: ifi_ai★ifi.u-tokyo.ac.jp(★→@に置き換えてください)

2022年10月7日(金)に東京大学未来ビジョン研究センター主催、デロイトトーマツグループ Deloitte AI Institute及び富士通株式会社共催で「リスクチェーンモデルの応用事例ウェビナー Risk Chain Model to Practic『富士通AI倫理影響評価(AIEIA)との合同ケース検討』」と題したオンラインイベントを開催しました。

人工知能(AI)サービスの社会実装が拡大する一方で、AIの信頼性や透明性に関する問題が課題となっています。AIに係るリスクを低減するために様々なアプローチが存在していますが、その数の多さからどのアプローチをどのように使用したら良いか分かりにくい状況があります。そこで、東京大学の研究グループが開発したAIサービスの信頼性を確保するフレームワークである「Risk Chain Model(RCModel: リスクチェーンモデル)」と富士通株式会社の研究チームが開発した「AI倫理影響評価(AIEIA)」の二つのフレームワークを融合させることによって、どのようなシナジーが創出されるのかの検討を行いました。

 

20221007_RCM_image

相互連携によるメリットのイメージ


本イベントでは、採用AIを事例として合同ケース検討による研究発表を行い、複数の専門家によるパネルディスカッションを踏まえて、AIサービスの信頼性を実現するためのアプローチをどのように実践に落としていくことができるのかの検討を行いました。

(上段左より)城山氏、羽深氏、松本氏、新田氏 (下段左より)小野寺氏、森氏、福田氏、江間氏

 

 

イベント動画(前半)


イベント動画(後半)