リスクチェーンモデルの応用事例ウェビナー Risk Chain Model to Practice「NECアカデミー for AIでの人材育成プログラム」
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日程:2022年12月06日(火)
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時間:14:00-15:40
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会場:オンライン(Zoom)
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主催:
東京大学未来ビジョン研究センター
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共催:
デロイトトーマツグループ Deloitte AI Institute/日本電気株式会社
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言語:
日本語
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参加費:
無料
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参加申込:
要事前申込。参加申込みフォームからお申込みください。
※参加お申し込みの方に、事務局より開催前日にZoom URLをメールにてお送りいたします。本イベントに伴いフォームにてご登録いただいた個人情報については、本イベントの配信URLの提供および今後の活動についての情報を提供するために取得し、この目的の限りにおいて共同主催者たるデロイトトーマツグループとの間で共同利用する他はいかなる第三者への提供も行いません。
人工知能(AI)サービスの社会実装が拡大する一方で、AIの信頼性や透明性に関する問題が課題となり、各国・企業においてガイドライン策定やツール開発などの様々なアプローチが開発されています。しかし、AIサービス毎に重要なリスクが異なる、AIモデルだけではリスクを十分に対応し続けることができない可能性がある、ユーザーを含む人間がリスク要因になる可能性があるなどの課題から各アプローチを十分に実践できていない状況があります。
これらの課題を解決するために、東京大学の研究グループはAIサービスの「実現すべき価値・目的」を確保し続けるためのフレームワークとして「リスクチェーンモデル」を開発しました。本イベントではリスクチェーンモデル」の様々な応用事例を研究発表することで、その一連の検討過程を元に実践に落とすためのイメージを掴めるようにすることを目的としています。
AIサービスの運営においては、様々な環境変化(ビジネス、データ、法制度、利用者環境等の変化)へ継続的に対応し、様々なステークホルダーとの協調が求められるため、現場においてリーダーシップをとる人材の育成が重要になります。今回はNECが実施するAI人材育成プログラム「NECアカデミー for AI」において「リスクチェーンモデル」を活用し、AIサービスマネジメントをどのように計画すべきか検討するカリキュラムを実施しました。
本イベントではこの人材育成プログラムの実施内容について研究発表を行い、複数の専門家によるパネルディスカッションを踏まえて、リスクチェーンモデルを含むAIサービスマネジメントの現場リーダーをどのように育成していくことができるのか討議を行います。
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14:00-14:03開会挨拶
城山 英明 (東京大学未来ビジョン研究センター センター長)
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14:03-14:10リスクチェーンモデルの説明
松本 敬史 (東京大学未来ビジョン研究センター/デロイトトーマツグループ Deloitte AI Institute)
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14:10-14:15NECアカデミー for AIの説明
伊藤 千央 (日本電気株式会社)
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14:15-14:30NECアカデミー for AIにおける「リスクチェーンモデル」の活用例
伊藤 宏比古 (日本電気株式会社)
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14:30-15:00パネルディスカッション①(プログラム受講生からのフィードバック)
受講生:野口 理恵 (TrustBase株式会社)
受講生:小林 和輝 (株式会社八十二銀行)
受講生:猪上 岳人 (ダイキン工業株式会社)
受講生:飯野 拓也 (ダイキン工業株式会社)
メンター:津田 英介 (日本電気株式会社)司会:松本 敬史 (東京大学未来ビジョン研究センター/デロイトトーマツグループ Deloitte AI Institute )
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15:00-15:30パネルディスカッション②(現場のリーダーシップ人材の姿)
小泉 誠 (デジタルリテラシー協議会)
伊藤 宏比古 (日本電気株式会社)
松本 敬史 (東京大学未来ビジョン研究センター/デロイトトーマツグループ Deloitte AI Institute)司会:江間 有沙 (東京大学未来ビジョン研究センター 准教授)
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15:30-15:35ケース検討を踏まえたコメント
森 正弥 (デロイトトーマツグループ Deloitte AI Institute 所長)
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15:35-15:40閉会挨拶
江間 有沙 (東京大学未来ビジョン研究センター 准教授)
東京大学未来ビジョン研究センター
AIガバナンスプロジェクト事務局
E-mail: ifi_ai[at]ifi.u-tokyo.ac.jp([at]→@に置き換えてください)
2022年12月6日(火)に東京大学未来ビジョン研究センター主催、デロイトトーマツグループ Deloitte AI Institute及び日本電気株式会社共催で「リスクチェーンモデルの応用事例ウェビナー Risk Chain Model to Practice「NECアカデミー for AIでの人材育成プログラム」」と題したオンラインイベントを開催しました。
人工知能(AI)サービスの社会実装が拡大する一方で、AIの信頼性や透明性に関する問題が提起されており、様々なアプローチが研究開発されております。東京大学未来ビジョン研究センターではAIサービスの信頼性を確保するフレームワークとして「Risk Chain Model(RCModel: リスクチェーンモデル)」を開発し、様々なケーススタディを実施しています。
このようなフレームワークの実践に向けては、様々な環境変化へ継続的に対応し、様々なステークホルダーと協調することが求められるため、AIサービスの運営においてリーダーシップをとる人材の役割が重要になります。今回、日本電気株式会社(以下NEC)が実施するAI人材育成プログラム「NECアカデミー for AI」において「リスクチェーンモデル」を活用し、AIサービスマネジメントをどのように計画すべきか検討するカリキュラムを実施しました。
本イベントでは、プログラムの実施内容に係る研究発表を行い、プログラム参加者及び複数の専門家によるパネルディスカッションを踏まえて、AIサービスの信頼性を実現するためのリーダーシップ人材の育成に向けてどのような課題を検討すべきかの検討を行いました。