ウェビナー:AIガバナンスに資するAI監査の実践に向けて
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日程:2023年11月13日(月)
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時間:10:00-12:00 (JST)
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会場:オンライン(Zoom)
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主催:
東京大学未来ビジョン研究センター
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言語:
日本語
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参加費:
無料
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参加申込み:
要事前申込み。参加申込みフォームからお申込みください。
※参加お申込みの方に、事務局より11月10日(金)午後にZoom URLをメールにてお送りいたしました。
送信エラーで届いていない方は、お手数ですが事務局までメールifi_tg@ifi.u-tokyo.ac.jpでお問合せください。
※未来ビジョン研究センターは、本イベントのZoomURL情報を提供するため、また、今後の活動についての情報を提供するため、皆様の個人情報を収集させていただいております。この情報はいかなる第三者にも開示いたしません。
近年、AI(人工知能)技術の急速な発展に伴い、AIサービスは医療、金融、自動運転車、セキュリティ、教育などの多くの分野で活用されています。また対話型生成AIの登場で、AIがより身近に使われるようになりました。そのため、AIの正確性、倫理的な側面、および個人情報の保護などの社会的な問題に対処する必要があります。AI監査は、これらの懸念に対処し、安全性や透明性、信頼性を確保するための手段となります。
AIは複雑で非透明なアルゴリズムに基づいて動作しています。AI監査は、アルゴリズムの透明性を高め、バイアスやエラーを特定するだけでなく、AIサービスが利用されている状況を正しく理解、認識したうえで修正するための重要な手段です。しかし一方で、その複雑さや専門性の高さ、関係者の多様さゆえにAI監査には様々な課題が存在します。そのため、AIサービスとシステムの監査に関する制度的な枠組みの整備も必要とされています。
東京大学未来ビジョン研究センターのプロジェクトでは、AIサービスやシステムに対する監査の在り方について議論を行い、論点整理をすると同時にいくつかの提言をまとめた政策提言を10月に公開しました。このイベントでは、この政策提言を紹介すると同時に、パネルディスカッションでAIガバナンスに資するAI監査について専門家の見解を共有します。
-政策提言「AIガバナンスに資するAI監査の実践に向けて」
-Policy Recommendation “Advancing AI Audits for Enhanced AI Governance”
–政策提言の解説資料
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10:00-10:10開会挨拶と趣旨説明
江間有沙 (東京大学未来ビジョン研究センター)
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10:10-10:30AI監査政策提言の解説
佐藤 亮 (東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員/有限責任監査法人トーマツ)
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10:30-11:00パネルディスカッション1 : AIの外部監査における課題と論点
パネリスト:
– 市原直通 (EY新日本有限責任監査法人 AIリーダー)
– 伊藤公一 (PwCあらた有限責任監査法人アシュアランス・イノベーション&テクノロジー部 パートナー/AI監査研究所 副所長)
– 宇宿哲平 (有限責任 あずさ監査法人Digital Innovation事業部 パートナー/AI Assurance Groupリーダー)
– 長谷友春 (東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員/有限責任監査法人トーマツ パートナー)司会: 江間有沙 (東京大学未来ビジョン研究センター)
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11:00-11:30パネルディスカッション2 : AIガバナンスに資するAI監査
パネリスト:
– 阿子島隆 (システム監査学会会員 公認内部監査人(CIA))
– 北村 弘 (CDLE・AIリーガル(日本電気))
– 佐藤 亮 (東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員/有限責任監査法人トーマツ)
– 中野雅史 (東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員/東洋大学)司会: 江間有沙 (東京大学未来ビジョン研究センター)
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11:30-12:00コメントと質疑応答
コメンテーター: 仲 浩史(東京大学未来ビジョン研究センター/内部監査人協会(IIA)グローバルボード理事)
東京大学未来ビジョン研究センター
技術ガバナンス研究ユニット事務局
e-mail: ifi_tg[at]ifi.u-tokyo.ac.jp ([at]→@に置き換えてください)
2023年11月13日開催のウェビナー「AIガバナンスに資するAI監査の実践に向けて」の開催報告は以下のリンクからご参照ください。