世界銀行総裁アジェイ・バンガとの対談

1. 世界は、気候変動、パンデミック、食糧安全保障、地政学的緊張など、多面的かつ複合的な危機に瀕しています。人類の繁栄の基盤である地球公共財を守るにはどうすればよいのでしょうか？

2. 国際協力がこれまで以上に必要とされる今、先進国と途上国の溝はますます深まっています。この分断に対処するためのグローバルなメカニズムをどのように構築すればよいのでしょうか？

3.この未知の領域を進んでいくにあたっての世界銀行の戦略とは？ グローバルな課題に取り組むために、若者はどのような役割を果たすことができるでしょうか？

2023年6月、第14代世界銀行総裁(任期5年)として着任。直近は米投資会社ジェネラル・アトランティック副会長。その前は、従業員24,000人近くの国際企業マスターカード会長兼CEOとして、公正かつ持続可能な経済成長と金融包摂を世界的に推進する包摂的成長センターを立ち上げ。国際商工会議所名誉会長も務めた(2020～22年は会長)。米国赤十字、クラフトフーズ、ダウの役員も歴任。

サイバー対策研究所の共同創設者であり、ニューヨーク・エコノミック・クラブの副議長も務めた。2012年に外交政策協会メダル、2016年にインド大統領からパドマ・シュリー勲章、2019年にはエリス島名誉勲章および国際理解ビジネス協議会のグローバル・リーダーシップ賞、2021年にシンガポール政府より国家勲章であるパブリック・サービス・スターを受勲。

インド・マハーラーシュトラ州シムラ出身。デリー大学で学士号を取得。インド工科大学MBA。米国籍。

東京大学 未来ビジョン研究センター
グローバル経済リスクの分析と政策研究ユニット事務局
E-mail ifi_tg[at]@ifi.u-tokyo.ac.jp ([at]→@に置き換えてください)