UNIDOコンゴ東部事業報告オンラインセミナー「社会的安定に向けた脆弱な女性の経済的エンパワーメント」
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日程:2024年09月25日(水)
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時間:19:30-21:00 (JST)
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会場:Zoomウェビナー
ご登録完了後、会議前日に事務局より招待URLをお送りします。 -
主催:
東京大学未来ビジョン研究センターSDGs協創研究ユニット
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共催:
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言語:
日本語・フランス語(同時通訳あり)
※未来ビジョン研究センターとRITA-Congoは、本イベントのZoom URL情報を提供するため、また、今後の活動についての情報を提供するため皆様の個人情報を収集させていただいております。この情報はいかなる第三者にも開示いたしません。
東京大学未来ビジョン研究センター(IFI)は、2022年4月から日本政府の財政支援によって国連工業開発機関(UNIDO)が実施してきたコンゴ民主共和国(以下、コンゴ)東部ブカヴでの支援事業に協力してきました。本事業では、紛争下での性暴力被害者の治療と社会復帰に尽力してきたパンジ財団の敷地に小規模工場を設置し、地元で栽培されているサトウキビを原料としてアルコール消毒剤を製造しています。それによって、医療や感染症予防などに役立つ製品を地元で製造すると同時に、紛争影響地域において社会・経済的に脆弱な状況にある女性たちを直接の対象とした職業訓練や小規模製造業の実施経験を提供することで生計向上を目指してきました。
工場の設計には化学工学の専門家である小原聡特任教授が協力し、国外からの機材調達が難しいコンゴ東部において、女性たちが運営できる「操作が簡単でメンテナンスフリー」な設備になるように配慮しました。また、工場の準備期間には300名の女性たちが工場運営に関わる知識と技術の研修に加えて、グループ貯蓄・貸付の研修を受け、すでに生計向上に成功したり、互いを支え合うコミュニティを形成したりしています。
本セミナーでは、UNIDOのプロジェクト・マネジャーである石川明美氏、現地コーディネーターのドリス・ルフムシ氏及びバイオエタノール製造専門家のブルース・キャランガリルワ氏から事業の現状について報告いただくとともに、小原特任教授から工場設計のポイントをうかがいます。
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開会挨拶
華井和代 (東京大学 特任講師/NPO法人RITA-Congo代表理事)
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報告1「UNIDOコンゴ東部支援事業の概要」
石川明美 (UNIDO産業開発専門官)
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報告2「UNIDOコンゴ東部支援事業の報告」
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コメント
小原聡 (東京大学 特任教授)
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質疑応答
司会:華井和代
SDGs協創研究ユニット事務局
sdgs★ifi.u-tokyo.ac.jp (★→@)