公開セミナー「コンゴ東部危機に際して -日本からのコンゴ支援を振り返る」

  • 日程:
    2025年07月03日(木)
  • 時間:
    18:30-20:30
  • 会場:
    東京大学伊藤国際学術センター3F 中教室 またはオンライン
    地図 (対面参加の場合)
  • 主催:

    *東京大学未来ビジョン研究センター(IFI) グローバルサウスにおける資源ガバナンス研究ユニット
    (コンゴ研究プロジェクトの所属ユニットがSDGs協創ユニットから変更になりました)
    *NPO法人RITA-Congo

  • 言語:

    日本語

  • お申込み:

    下記お申込みフォームからお申し込みください。

    *本セミナーは対面またはオンラインでの募集となります。希望する参加方法のボタンから申し込んでください(必ずどちらか一方のみを選択してください)。

    *未来ビジョン研究センター(IFI)とNPO法人RITA-Congoは、今後の活動についての情報を提供するため皆様の個人情報を収集させていただいております。
    この情報はいかなる第三者にも開示致しません。

開催趣旨

IFIのコンゴ研究プロジェクトはこれまで、コンゴ東部紛争と資源の紛争利用の実態や、紛争下での性暴力の問題を調査研究すると同時に、日本からの支援のあり方を考える社会啓発活動を行ってきました。また、新型コロナウイルス感染症の世界的流行によるコンゴ東部の医療危機や人々の生活の変化をとらえてきました。こうした活動は、日本におけるコンゴ問題への認識向上にどの程度貢献できたのでしょうか。

一方、コンゴ東部ではルワンダに支援された武装勢力M23が2021年から闘争を再開し、2025年に入って東部の主要地域を含む広範な地域を占領する事態に陥っています。危機に際して国際社会の対応は精彩を欠き、国連決議や欧州議会決議は採択されながらも、ルワンダやM23の行動を変えることができていません。2018年のムクウェゲ医師のノーベル平和賞受賞によって国際的な注目が高まったにもかかわらず、コンゴ東部紛争と取り巻く国際情勢は悪化し続けています。国際情勢を踏まえて、日本の私たちにできることは何でしょうか。

本セミナーでは、過去5年間のコンゴ情勢の変化を歴史的経緯も踏まえて振り返りながら、参加者のみなさんと情報共有、意見交換をします。

登壇者

1. 基調説明「コンゴ東部紛争の現状と日本からの支援」
華井和代 東京大学特任講師/NPO法人RITA-Congo代表理事

2. パネルトーク
華井和代
米川正子 神戸女学院大学教授/NPO法人RITA-Congo顧問
ジャン-クロード・マスワナ 立命館大学教授/NPO法人RITA-Congoアドバイザー

外部コメンテーター:TBD
司会: 大平和希子 上智大学助教/NPO法人RITA-Congo理事