COP30セミナー「自然資本をバランスシートに」
-プロセスとロードマップ-

  • 日程:
    2025年11月11日(火)
  • 時間:
    日本時間 22:00~23:15 (ブラジル現地時間 10:00~11:15)
  • 会場:
    国連気候変動枠組条約第30回締約国会議 (COP30)
    ジャパン・パビリオン (ブラジル・ベレン Parque da Cidade City Park, BLUE ZONE内)
  • 主催:

    環境省

  • 共催:

    東京大学未来ビジョン研究センター グローバル・コモンズ・センター

  • 使用言語:

    英語(同時通訳なし)

  • 参加方法:

    [現地参加]
    会場からの現地参加は、ベレン Parque da Cidade City Park、BLUE ZONEにアクセス可能な方のみ、参加可能です。

    [オンライン参加]
    以下の環境省 COP30 ジャパン・パビリオン セミナー URLにアクセスしてください。

    https://us06web.zoom.us/j/89000401503?pwd=JemtseHXgxynwvWiCNrEM2Y9VQmTLR.1

概要

ネイチャーポジティブ社会の実現を経済社会システムのもとで達成するためには、自然資本を保全することが経済的な観点からも合理的な意思決定となる必要があります。そこで有効となる手段が自然資本をバランスシートに記載・反映させることであり、そのための国際ルールメイキングにアジアやグローバルサウスの声を届けることが重要です。

本セミナーでは、環境省及び東京大学未来ビジョン研究センター/グローバル・コモンズ・センターが中心となって実施しているプロジェクトの成果も踏まえつつ、実現に向けたプロセスとロードマップを議論するとともに、その取組を国際社会に発信します。

プログラム

開会挨拶
石井 菜穂子(東京大学 グローバル・コモンズ担当総長特使)

パネルディスカッション
石井 菜穂子 (同上)
磯野 裕之 (王子ホールディングス株式会社 代表取締役社長執行役員 CEO)
中村 茂雄 (味の素株式会社 取締役代表執行役社長最高経営責任者)
イロナ スザボ ド カーバロ (Igarapé Institute プレジデント)
カルロス ノーブル (University of Sao Paulo シニアサイエンテイスト)
グイド シュミッド トローブ (SYSTEMIQ パートナー)

閉会の辞
石井 菜穂子(同上)

関連サイト

記録動画を東京大学公式YouTubeチャンネルにて公開しました。




2025年11月11日、グローバル・コモンズ・センターはブラジルのベレンで開催された国連気候変動枠組条約第30回締約国会議 (COP30) のジャパン・パビリオンにおいて、セミナー:自然資本を「バランスシート」に -プロセスとロードマップ- を開催しました。


セッションサマリー
我々の経済社会活動が地球に与える影響の結果、地球の安定性を維持する9つの最重要プロセスのうち既に7つが危険状況にあります。地球との持続可能な関係を取り戻し、ネイチャーポジティブ社会に移行するためには、これまで無償とみなされ濫用されてきた自然資本に価値付けをし、それを国や企業の経済意思決定システムに取り入れる必要があります。本セミナーでは、グローバル・コモンズ・センターが国際パートナーと連携して行っている「ネイチャー・オン・ザ・バランスシート (NoBS)」活動を紹介し、自然資本が投資対象として市場で認識され、それをバランスシートへ反映するための国際ルール形成に向け、各分野の専門家によるパネルディスカッションを行いました。アマゾン生態系の臨界点に関する科学の最新情報、森林資産オーナーとしての実務経験、サイエンスに基づいたソリューションとしてのアグリビジネス、熱帯雨林の価値付けへの課題、NoBSプロセスを推進するにあたっての投資と政策の役割等について、アジアやグローバルサウスの視点を含めた議論を展開し、「ネイチャー・オン・ザ・バランスシート」活動がシステム転換に果たす重要性を国際的に発信しました。


登壇者
磯野 裕之|王子ホールディングス株式会社 代表取締役社長執行役員 CEO
中村 茂雄|味の素株式会社 取締役代表執行役社長最高経営責任者
イロナ スザボ ド カーバロ|Igarapé Institute プレジデント
カルロス ノブレ|University of Sao Paulo シニアサイエンテイスト
ギド シュミッド トローブ|SYSTEMIQ パートナー


モデレーター
石井 菜穂子|東京大学特任教授、グローバル・コモンズ・センター デイレクター