Webシンポジウム: AIと社会の共存 -企業のリスクマネジメントと社会的受容-

　DX(デジタルトランスフォーメーション)時代に企業組織を含めた社会全体の大きな変革が求められる中、AIは、急速に広範かつ深く、社会に普及しつつあります。この状況は、今般の新型コロナウイルスの世界的感染状況によって更に加速され、社会に様々な影響を及ぼしています。
　このような状況を鑑み、本年度から東京大学とNECは2つのプロジェクトに取り組んでいます。一つは、AIを提供する企業組織のリスクマネジメントについて倫理的・法的側面にも配慮して研究を行っています。もう一つは、AIを利用する社会側の状況について、まだAIがこれまで取り扱うことができていないデータ(特に人々の内面情報)を捉え、人々のサービス利用につなげる試みについて研究を行っています。
　本シンポジウムでは、これら2つのプロジェクトについて、その成果報告を行うとともに、プロジェクトメンバーである東京大学の先生方に、双方の研究プロジェクトの視座から他方のプロジェクトをどのように見るか、その接点をディスカッションすることで、AIを提供する企業組織のリスクマネジメントと社会受容性との関係を考えます。

城山英明, 東京大学未来ビジョン研究センター 副センター長 教授
宍戸常寿, 東京大学大学院法学政治学研究科 教授
江間有沙, 東京大学未来ビジョン研究センター 特任講師
大澤幸生, 東京大学大学院 工学系研究科 システム創成学専攻長 教授
早矢仕晃章, 東京大学大学院 工学系研究科 システム創成学専攻 助教
菅原弘人, 日本電気株式会社コーポレート技術戦略本部長　

東京大学未来ビジョン研究センター
「AIと社会の共存」シンポジウム事務局
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