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グローバル・コモンズ・センター
100ヶ国を対象とするグローバル・コモンズ・スチュワードシップ(GCS)指標2021版の発表
グローバル・コモンズ・センター
グローバル・コモンズ・センター(Center for Global Commons: CGC)は、国連SDSN、ポツダム気候変動研究所、世界資源研究所、株式会社システミックと協働で進めているグローバル・コモンズ・スチュワードシップ・イニシアティブの成果の一環として、グローバル・コモンズ・スチュワードシップ(GCS)指標の2021版レポートが発表されます。GCS指標は気候変動や生物多様性、土地利用変化などの地球環境システムの主要構成要素(グローバル・コモンズ)への各国の環境負荷と責任を比較し、対応を促す総合指標であり、グローバル・コモンズを守るための国際的な政策論議を喚起し、広く社会の行動変容を促すことを目的としています。国連SDSNとイェール大学、そしてグローバル・コモンズセンターが共同でGCS指標の開発を進めており、50ヶ国を対象としたプロトタイプ版を2020年12月に発表しました。
今回発表した2021年版では、33の指標をもとに99ヶ国と1つの地域(EU)を評価するとともに、2030/2050年目標に対する各国の改善努力に関する評価項目を新規に追加しました。その結果、ほぼ全ての国と地域が2030/2050年目標の達成は難しく、抜本的な社会変革が急務であることが示唆されました
本レポートは12月2日の東京フォーラムオンライン2021のパネルディスカッション「科学と共感にもとづくグローバル・コモンズの責任ある管理」でも概要が発表されます。
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