• 論文

    孫輔卿 未来ビジョン研究センター特任講師
    飯島勝矢 未来ビジョン研究センター教授

孫輔卿特任講師と飯島勝矢教授らの研究論文がJ Frailty Agingに掲載されました

高齢者において、コロナ禍による外出制限や活動自粛が生活不活発による心身機能の低下(フレイル化)といった健康二次被害を引き起こす懸念のなか、本研究では地域在住高齢女性を対象に、第1回緊急事態宣言前後の骨格筋量・筋力、運動機能および社会性の変化からその兆候を実測値で示しました。具体的には体幹筋量、握力、滑舌の有意な低下とともに、コロナ禍でも地域活動の維持・増加による握力低下の抑制効果を示し、コロナ禍においても地域活動を工夫・継続する重要性を示唆しました。

タイトル:


Social detachment influenced muscle mass and strength during the COVID-19 pandemic in Japanese community-dwelling older women

共同研究者:


Son BK, Imoto T, Inoue T, Nishimura T, Tanaka T, Iijima K.

ジャーナル:


J Frailty Aging(in press)

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東京大学未来ビジョン研究センター
教授 飯島勝矢