• 論文

    飯島勝矢 未来ビジョン研究センター教授

飯島勝矢教授らの研究論文がJournal of Robotics and Mechatronicsに掲載されました

本研究は、Social Assistive Robot(以下,SAR)導入による日々の握力測定による健康管理活動の継続効果を検証することを目的とし、23名の在宅高齢者を対象にSARの導入有無による日々の握力測定の継続率を検証しました。その結果、SARありの場合の測定忘れ率は有意に減少し、また、特に忘れ率の高い9名においては、測定忘れ回数を減少させることができました。

本研究により、SARを用いた適切な介入は,在宅で暮らす高齢者の健康管理において、測定忘れを減らし継続を促す効果があることが示されました.

タイトル:


Effectiveness of Continuous Grip Strength Measurement using Social Assistive Robots on Older adults at Home.

共同研究者:


Nakamura M, Okajima K, Matsumoto Y, Tanaka T, Iijima K, Nihei M.

ジャーナル:


Journal of Robotics and Mechatronics (Vol.33 No4, 2021)
https://www.fujipress.jp/jrm/rb/robot003300040719/

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東京大学未来ビジョン研究センター
教授 飯島勝矢