• 論文

    飯島勝矢 未来ビジョン研究センター教授

飯島勝矢教授らの研究論文がArchives of Gerontology and Geriatricsに掲載されました

アジア圏域における高齢社会の勢いも加速しています。その背景の中、真の健康長寿社会を見据えて、新たな課題解決型実証研究を日本と台湾で推し進めていることから、「コミュニティ・リデザイン(再構築・再設計)」をテーマに、最新のモデル研究を複数取り上げています。その中でも、われわれ東京大学・未来ビジョン研究センターの人生100年研究ユニット及び高齢社会総合研究機構(ジェロントロジー)の飯島勝矢教授(機構長)を筆頭とする研究グループが、”longevity with well-being/happiness”をモチーフとして、千葉県柏市をフィールドとして『柏プロジェクト(KASHIWA project)』を推進しています。

この柏プロジェクトは、住民主体のフレイル予防を軸とした健康長寿まちづくりをはじめ、集いの場や社会参加、高齢者就労による生涯現役、多世代交流、地域包括ケアシステム、生活支援体制整備、等、多岐にわたる取り組みを包含しており、産学官民協働による次世代型の地域コミュニティ協創に向けてのリデザインをしながらチャレンジしている課題解決型実証研究(アクションリサーチ)であり、エビデンスベースでの政策提言にもつなげています。

タイトル:


Community re-designs for healthy longevity: Japan and Taiwan examples.

共同研究者:


Chen LK, Iijima K, Shimada H, Arai H.

ジャーナル:


Arch Gerontol Geriatr. 2022 Nov 23;104875.
doi: 10.1016/j.archger.2022.104875.

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東京大学未来ビジョン研究センター
教授 飯島勝矢