• 論文

    孫輔卿 未来ビジョン研究センター特任講師
    飯島勝矢 未来ビジョン研究センター教授

孫輔卿特任講師と飯島勝矢教授らの研究論文がJCSM Rapid Communicationsに掲載されました

COVID-19での外出制限による生活不活発の短期および長期的な影響を地域在住高齢者のフレイルチェックのデータを用いて検討しました。その結果、短期的には体幹筋量の著明な低下が、長期的には手足筋量及び握力の有意な低下が認められて、新型コロナによるサルコペニアやフレイルの進行を示唆しました。さらに、コロナ禍でも社会参加を続けた高齢者においては筋量低下の程度が少なかった結果も示して、オンラインなども工夫した継続的な社会参加の重要性を示唆しました。

タイトル:


Different reversibility of skeletal muscle mass and strength in elderly Japanese women after the first wave of coronavirus disease.

共同研究者:


Son BK, Imoto T, Inoue T, Nishimura T, Lyu W, Tanaka T, Iijima K.

ジャーナル:


JCSM Rapid Communications 2023
DOI: https://doi.org/10.1002/rco2.73

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東京大学未来ビジョン研究センター
教授 飯島勝矢