• 小原 聡 未来ビジョン研究センター特任准教授
    菊池 康紀 未来ビジョン研究センター教授

Co-JUNKANプロジェクトのバイオ燃料製造実証が開始

東京大学が代表機関を務める科学技術振興機構 共創の場形成支援プログラム(JST COI-NEXT)「ビヨンド・“ゼロカーボン”を目指す“Co-JUNKAN”プラットフォーム」研究拠点(Co-JUNKANプロジェクト)(プロジェクトリーダー:東京大学未来ビジョン研究センター・菊池康紀教授)では、地域資源を好循環・高度利用することにより地域課題の解決につなげる取り組みの一つとして、種子島でバイオ燃料製造の実証を開始します。

東京大学未来ビジョン研究センターの小原聡特任准教授をリーダーとする研究チームは、種子島の砂糖産業と林業から得られるバガス(サトウキビを搾った後の繊維分)や間伐材(建材にならない木材)を原材料として、バイオ燃料やグリーンケミカルなど温室効果ガス排出削減に繋がるような高付加価値製品を製造する技術開発を進めています。この研究は、地域の基幹産業に高付加価値製品を作る新たなオプションを加えることで、基幹産業の強化を図り、地域の新たな雇用創出、持続的な農林業の実現を図ることを目指しています。

今回開始する実証試験では、Co-JUNKANプロジェクトの参画機関であるSolariant Capital(株)が2024年内に種子島に実証設備を建設し、実証設備で製造されたバイオ燃料は2025年から住友商事(同じくCo-JUNKANプロジェクトの参画機関)を通じて主にディーゼルエンジンやガスタービン、重油ボイラー等を使用している需要家に対し提供していく予定です。また、実証試験終了後、両社は商業プラントを建設し、2027年度から本格的にバイオ燃料の販売を行っていく予定です。

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