デニス・フランシス国連総会第78回会期議長が本学研究者及び学生と対話をされました

Photo/UNIC Tokyo
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2024年2月14日(水)、国際連合総会第78回会期議長であるデニス・フランシス閣下が本学に来訪し、東京大学未来ビジョン研究センター主催のイベントで講演をされた後、本学の研究者、学生と対話を行いました。

講演では、国連、とりわけ総会が果たすべき役割についてお話をされ、平和、繁栄、進歩、持続可能性という4つの柱は、国際社会が現在直面している至上命題であり、特にすべての礎となる平和がなければ、持続可能な開発や人権を含め、あらゆることが頓挫し、逆戻りする可能性があると強調されました。対話の中では、国連総会の役割、意思決定プロセスへの若者の関与、議長の仕事や信念など多岐にわたる質問がなされ、フランシス議長は国連加盟国193か国すべての国が決議に当事者意識を持つことの重要性、若者や女性も含めて「誰一人取り残さない」ことに常に配慮していること、総会に臨む際の心構えなど、議長としての経験や考えについて率直にお話されました。