• 政策提言

    No.29

    産学及び社会連携システム研究ユニット

スタートアップエコシステムに関する政策提⾔
エコシステムの拡⼤とグローバル化

エグゼクティブサマリー

本政策提言は、未来ビジョン研究センター、イノベーション・ガバナンス研究部門の産学及び社会連携システム研究ユニットにおける研究成果をもとに、日本におけるスタートアップエコシステムの国際化、グローバル化を促進するための施策をまとめたものである。本提言は、2020年3月に東京大学未来ビジョン研究センターとして発表した政策提言「大学を核としたベンチャーエコシステムに着目した産学連携政策」を受け、その後行われた研究プロジェクトの成果をもとにした提言と位置付けられるものである。

具体的な提言内容としては、(1)スタートアップのボーングローバル3要件(Diversity, Serial Entrepreneurship, Overseas Mentoring Mentoring)の充実を図る各種施策を、政府、自治体や大学およびスタートアップ支援事業者が推進することに加え、(2)スタートアップエコシステムの支援主体のオープン化と、複数のエコシステムとの接続を試みていくこと提言している。

後者に取り組むためには、自らの地域や組織などに由来するスタートアップの支援だけでなく、地域外、組織外のスタートアップの支援を行うとともに、地域外、組織外の支援事業者を幅広く受け入れることが必要であり、特に日本の支援組織が海外スタートアップを支援することや、海外支援機関の誘致は重要である。このことにより国内外の複数のエコシステムを接続し、エコシステムの規模を拡大することによって、そこで活動するスタートアップの便益を向上させることを意図するものである。

最後にこのような提言に資する具体的なプロジェクトとして、海外VC等との連携によるグローバルピッチコンテストを提案した。

この政策提言は、東京大学未来ビジョン研究センター 産学及び社会連携システム研究ユニットの研究成果の一つです。全文は以下よりダウンロードいただけます。