• 論文

    孫輔卿 未来ビジョン研究センター特任准教授
    飯島勝矢 未来ビジョン研究センター教授

孫輔卿特任准教授と飯島勝矢教授らの研究論文がJournal of Frailty Aging に掲載されました

高齢者が自ら簡便に筋力や身体機能の低下を調べることができる「紙ちぎりテスト」を考案し、その妥当性を検証しました。結果として、80歳以上の地域在住高齢者において、4回折った一般的な新聞紙を両手の親指と人差し指でちぎることができる場合、筋力や身体機能の低下している可能性が低いことを明らかにしました。

場所を問わず手軽に実施できる「紙ちぎりテスト」を広く活用することで、高齢者の筋力や身体機能の維持に向けた意識の向上を促すツールとなることが期待されます。

タイトル：


”Kami-Chigiri” (newspaper tear-off) test: Simple screening method for assessing muscle weakness among community-dwelling older adults.

共同研究者：


Tanaka T, Lyu W, Son BK, Yoshizawa Y, Iijima K.

ジャーナル：


Journal of Frailty Aging 2024;13(4):586-587.
DOI: 10.14283/jfa.2024.62.

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東京大学未来ビジョン研究センター
教授 飯島勝矢