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    飯島勝矢 未来ビジョン研究センター教授

飯島勝矢教授のグループの研究論文がJournal of Cachexia, Sarcopenia and Muscleに掲載されました

飯島勝矢教授のグループの研究論文がJournal of Cachexia, Sarcopenia and Muscleに掲載されました。

高齢期のサルコペニア(加齢性筋肉減弱症)予防には、青壮年期からの運動習慣により、早期に筋肉量や筋力を高めておくことが有効だと考えられますが、根拠に乏しい現状です。
そこで本研究では、今では高齢者となった東京五輪(1964年)の日本代表選手と千葉県柏市在住の一般的な自立高齢者のコホートデータを活用し、サルコペニアの有症率やその構成要素(筋肉量、筋力、身体機能)、筋骨格系疼痛を比較することで検証しました。比較の際には、元選手たちの競技種目や引退後の運動の継続、高齢期の生活習慣の違いも考慮し、高齢期のサルコペニア予防に重要な示唆を得ました。

タイトル:


A comparison of sarcopenia prevalence between former Tokyo 1964 Olympic athletes and general community-dwelling older adults

共同研究者:


Tomoki Tanaka, Takashi Kawahara, Hiroshi Aono, Sachiko Yamada, Soya Ishizuka, Kyo Takahashi1, Katsuya Iijima

ジャーナル:


Journal of Cachexia, Sarcopenia and Muscle(2021)
Published online in Wiley Online Library (wileyonlinelibrary.com)
https://doi.org/10.1002/jcsm.12663

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東京大学未来ビジョン研究センター
教授 飯島勝矢