• 佐橋 亮

    Ryo Sahashi
    東洋文化研究所 准教授
経歴

東京大学東洋文化研究所准教授。専攻は国際政治学、とくに米中関係、東アジアの国際関係、秩序論。イリノイ大学政治学科留学を経て、国際基督教大学教養学部卒。東京大学大学院博士課程修了、博士(法学)。オーストラリア国立大学博士研究員、東京大学特任助教、神奈川大学法学部准教授、同教授を経て、2019年から現職。2019年7月より東京大学未来ビジョン研究センター准教授(兼務)。スタンフォード大学アジア太平洋研究センター客員准教授、ジャーマン・マーシャル・ファンド研究員、参議院客員調査員などを歴任。現在は公財)日本国際交流センター客員研究員を兼ねる。日本台湾学会賞、神奈川大学学術褒賞など受賞。

最近の論文
  • 「冷戦後の国際秩序とアメリカ」『神奈川大学評論』第93号(2019年)
  • 「米朝首脳会談後の北東アジア:融和ムードと非核化の行方」『東亜』2018年9月号、20-32頁
  • 「対外政策:アジア外交の安全保障化」竹中治堅編『二つの政権交代:政策は変わったのか』勁草書房,2017年2月
  • 「東アジアの安全保障秩序構想」木宮正史編『講座日本の安全保障VI 朝鮮半島・東アジア』岩波書店、2015年6月
  • “American Power in Japanese Security Strategy,” in Andrew O’Neil and Michael Heazle (eds.), China’s Rise and Australia–Japan–US Relations Primacy and Leadership in East Asia, London: Edward Elger, 2018, pp.143-166.
  • “Japan-Taiwan Relations since 2008: An Evolving, Practical, Non-Strategic Partnership,” Jean-Pierre Cabestan and Jacques deLisle (eds.), Political Changes in Taiwan under Ma Ying-jeou: Partisan conflict, policy choices, external constraints and security challenges, London and New York: Routledge, 2014, pp.232-246.
  • “Security Arrangements in the Asia-Pacific: a Three-Tier Approach,” William T. Tow and Rikki Kerstain (eds.), Bilateral Perspectives on Regional Security: Australia, Japan and the Asia-Pacific Region, New York: Palgrave MacMillan, 2012, pp.214-240.
書籍

『共存の模索 アメリカと「2つの中国」の冷戦史』(勁草書房、2015年)
(監訳)アーロン・フリードバーグ『支配への競争:米中対立の構図とアジアの将来』(日本評論社、2013年)