研究内容
モデル間の違いを考慮した持続可能性への定量的シナリオに基づく頑健（ロバスト）な政策ミックスを提言する。当面は脱炭素（正味温室効果ガス排出ゼロ）のシナリオについて研究し、二酸化炭素除去などに関するイノベーションや食行動といったライフスタイル変容の可能性と限界を踏まえた地球温暖化対策について、提言する。自治体の再生可能エネルギー反対の条例の増加などを踏まえて、地球温暖化対策と生物多様性保全の接点についての政策的含意や、地球温暖化対策とCircular Economyとの接点についても検討する。また政策提言に限らず、シナリオやモデルに関する解説資料やチュートリアルを作成することで、ステークホルダーに有用な情報を発信していく。さらにIPCCなど国際的な科学アセスメントへ反映させるため、査読付き学術論文の形で成果を公表していく。
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