オンライン開催「今後の衛生管理に果たすHACCPの役割-コーデックスからのメッセージと国内完全施行の先」
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日程:2021年09月09日(木)
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時間:15:00-17:05 (JST)
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会場:オンライン開催※ZoomウェビナーまたはYouTubeで視聴いただけます。
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主催:
厚生労働行政推進調査事業費補助金(食品の安全確保推進研究事業)「食品行政における国際整合性の確保と食品分野の国際動向に関する研究」研究班(代表:渡邉敬浩 国立医薬品食品衛生研究所安全情報部 第一室長)
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共催:
厚生労働省、農林水産省、東京大学 未来ビジョン研究センター
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開催形態:
Zoomウェビナー・YouTube配信
※本シンポジウムは公開ですが、ビデオ撮影・録画等はお控えください。 -
募集人数:
300名(先着順)
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参加申込方法:
お申込みの方に、9月8日(水)13:00前後に、zoom参加用URL、YouTubeライブ視聴用URLをメール差し上げました。
2020年に、コーデックス委員会では食品衛生の一般原則(HACCPを含む)が改訂されました。また、日本では食品衛生法に基づくHACCPに沿った衛生管理が2021年6月1日完全施行されました。世界中で、GFSI(国際食品安全イニシアチブ)でベンチマークされた、HACCPを含む食品安全マネジメントシステムの第3者認証が広まりをみせています。
こうしたことから、国内はもちろん、食品を輸出するためには、一般衛生管理の確実な実施とHACCPシステムの実施は必須となっています。
本シンポジウムは、コーデックス委員会(※)における「食品衛生の一般原則」の改訂をふまえ、現在HACCP先進国、また日本が直面している問題や、将来的に取り組むべき新たな課題を十分に関係者間で共有することを目的として開催します。
まず、第一部では、コーデックス食品衛生部会(CCFH:Codex Committee on Food Hygiene)の議長のEmilio Esteban博士(USDA:米国農務省)から、CCFHの微生物リスク管理の取り組みと日本への期待を述べていただき、CCFHの食品衛生の一般原則改訂の作業部会議長国のSteve Wearne氏(FSA:英国食品基準庁)から、食品衛生の一般原則の改訂の具体的内容および英国における小規模事業者への支援についてご講演いただいたうえで、本研究班の豊福肇教授(山口大学)より、コーデックスや諸外国における国際的なHACCPに関する議論の動向と日本への含意について論じていただきます。
続く第二部では、日本のHACCP制度化の概要と意義について、三木朗氏(厚生労働省医薬・生活衛生局食品監視安全課長)にご説明いただいたうえで、農林水産省における輸出促進の立場から道野英司氏(農林水産省大臣官房審議官)、そのほかの専門家から、ご報告いただきます。
※コーデックス委員会は、1963 年にFAO(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)が合同で設立した政府間組織です。消費者の健康保護、公正な食品貿易を目的とし、食品の規格(コーデックス規格)や基準・ガイドラインなどを定めています。
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司会
松尾 真紀子(東京大学公共政策大学院 / 未来ビジョン研究センター 特任准教授)
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15:00-15:05オープニング
渡邉 敬浩(国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 第一室室長)
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15:05-16:10【第一部】
「改訂されたコーデックス食品衛生の一般原則ガイドラインについての見解」
Dr. Emilio Esteban (CCFH議長、USDA:米国農務省)「Codex食品衛生の一般原則の改訂ーコーデックス委員会副議長及び改訂作業部会議長としての見解」
Steve Wearne氏(コーデックス副議長、FSA:英国食品基準庁)「コーデックス委員会の食品衛生の一般原則の改訂の要点と日本の食品事業者に求められる対応」
豊福 肇 (山口大学 共同獣医学部 教授)※Dr. Emilio Esteban、Steve Wearne氏の講演は、事前録画(日本語字幕付)を再生いたします。
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16:10-16:35【第二部】
「厚生労働省におけるHACCP制度化への取り組み」
三木 朗(厚生労働省医薬・生活衛生局食品監視安全課長)「農林水産物・食品の輸出促進について」
道野 英司(農林水産省大臣官房審議官) -
16:35-17:00
「GFSIと食品安全マネジメントシステム認証プログラム」
湯川 剛一郎(湯川食品技術士事務所 所長、FSSC 22000日本代理人)「日本食品衛生協会における食品事業者へのHACCP 実施の支援」
鶴身 和彦(公益社団法人日本食品衛生協会 公益事業部長) -
17:00-17:05クロージング
扇屋 りん(厚生労働省 医薬・生活衛生局 生活衛生・食品安全企画課 国際食品室長)
(ご登壇順)
豊福 肇, 山口大学共同獣医学部 教授
現在、山口大学共同獣医学部で獣医公衆衛生学、獣医疫学等を担当。
1985年に(旧)厚生省入省後、WHO食品安全部(JEMRA(FAO/WHO合同微生物リスク評価専門家会議事務局への出向、国立保健医療科学院国際協力研究部上席主任研究官等を経て、2013年より現職。
1985年北海道大学大学院 獣医学研究科1985年修了(獣医学博士)。
三木 朗, 厚生労働省医薬・生活衛生局食品監視安全課長
食品衛生法・と畜場法・食鳥検査法の施行等の食品衛生行政を担当。
1989年厚生省入省、2009年さいたま市食品安全推進課長、2013年輸入食品安全対策室長、内閣府参事官併任、2016年横浜検疫所輸入食品・検疫検査センター長、2019年現職
1989年大阪府立大学大学院農学研究科(獣医公衆衛生学)修了
道野 英司, 農林水産省大臣官房審議官(併 輸出国際局、厚生労働省医薬・生活衛生局)
輸出先国との二国間交渉、輸出事業者支援、改正食品衛生法の施行支援などを担当。
1986年厚生省入省、2005年輸入食品安全対策室長、2012年内閣府参事官併任、2013年農林水産省消費・安全局消費者情報官、2015年厚生労働省医薬・生活衛生局食品監視安全課長、2019年現職
1986年鳥取大学大学院農学研究科修了(修)、2000年 山口大学大学院連合獣医学専攻修了(博)
湯川剛一郎, 湯川食品技術士事務所 所長、FSSC 22000日本代理人
1976年農林水産省入省、JAS認証、食品表示行政等を担当
2008年(財)日本食品分析センター参与、2012年東京海洋大学大学院教授(食品流通安全管理専攻)、2018年海洋大退職後技術士事務所開設、同年FSSC 22000日本代理人。ISO/TC34/SC17(食品安全マネジメントシステム)専門家、同国内対応委員会委員長。
鶴身和彦, 公益社団法人日本食品衛生協会 公益事業部長
食品企業、厚生労働省、食品安全委員会事務局を経て、2015より現職。
東京大学未来ビジョン研究センター
技術ガバナンス研究ユニット
シンポジウム事務局
メール:ifi_tg★ifi.u-tokyo.ac.jp(★→@に置き換えて送信お願いします)
2021年9月9日(木)、「今後の衛生管理に果たすHACCPの役割-コーデックスからのメッセージと国内完全施行の先」がオンラインで開催されました。当日は多数のご参加をいただき、またアンケートにもご協力いただき、ありがとうございました。
後日改めて開催報告を掲載いたしますが、まずはご要望の多かった発表資料を掲載いたします。
【各講演者の発表資料】
「Codex委員会の食品衛生の一般原則の改訂について」
豊福 肇 (山口大学 共同獣医学部 教授)
「厚生労働省におけるHACCP制度化への取り組み」
三木 朗 (厚生労働省医薬・生活衛生局食品監視安全課長)
「農林水産物・食品の輸出促進について」
道野 英司 (農林水産省大臣官房審議官)
「GFSIと食品安全マネジメントシステム認証プログラム」
湯川 剛一郎 (湯川食品技術士事務所 所長、FSSC 22000日本代理人)
「日本食品衛生協会における食品事業者へのHACCP 実施の支援」
鶴身 和彦(公益社団法人日本食品衛生協会 公益事業部長)