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    菊池康紀 未来ビジョン研究センター准教授

菊池康紀准教授のグループの研究論文がInternational Journal of Automation Technology誌に掲載されました

太陽光パネル(PV)やリチウムイオン電池(LiB)は、再生可能エネルギーの普及のために必要な技術とされており、今後も導入量の増加が見込まれます。一方、そのリサイクル技術システムは確立されておらず、これらに含まれる希少な金属資源などの循環利用が進んでいません。
論文(1)では、まずこうしたPVやLiBのリサイクル技術に関するレビューを行い、ライフサイクル思考から技術システムの評価に必要となる要件を分析しました。
論文(2)では電気パルス法による新規な技術の可能性について、共同研究者らが実験的に検討しており、ライフサイクル思考に基づく解釈を行っています。

[1]タイトル:


Defining Requirements on Technology Systems Assessment from Life Cycle Perspectives: Cases on Recycling of Photovoltaic and Secondary Batteries

共同研究者:


Yasunori Kikuchi, Aya Heiho, Yi Dou, Izuru Suwa, I-Ching Chen, Yasuhiro Fukushima, Chiharu Tokoro

ジャーナル:


International Journal of Automation Technology
14(6), 890-908, (2020)
https://doi.org/10.20965/ijat.2020.p0890

[2]タイトル:


Copper/Silver Recovery from Photovoltaic Panel Sheet by Electrical Dismantling Method

共同研究者:


Chiharu Tokoro, Soowon Lim, Yukihiro Sawamura, Masataka Kondo, Kazuhiro Mochidzuki, Taketoshi Koita, Takao Namihira, Yasunori Kikuchi

ジャーナル:


International Journal of Automation Technology
14(6), 966-974, (2020)
https://doi.org/10.20965/ijat.2020.p0966

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東京大学未来ビジョン研究センター
准教授 菊池康紀
https://ifi.u-tokyo.ac.jp/people/kikuchi-yasunori/