SDGs協創研究ユニット 未来探究プロジェクト

未来社会に関連する大学の知見を統合する産官学民との協創プラットフォームとしての役割を推進するために、以下のWebinarシリーズ開催と、書籍出版をいたしました。

    1. 「コロナと未来」研究Webinarシリーズ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界規模での感染拡大により、我々の生活は大きな変容を求められており、これまでとは違った新たなライフスタイルと社会・経済のあり方の構築が喫緊の課題です。すなわち、「Pre-Corona」の状態に単に戻すのではなく、今後しばらくはウイルスと共存しながら社会経済活動をしていく、「Intra-Corona」の生活が続くことになります。その中にあって、さらにその先の「Post-Corona」時代を見据え、より進化した持続可能な未来社会の姿について、様々な分野の専門家をお招きして議論します。

    2. インタビュー 『未来探究2050 – 東大30人の知性が読み解く世界』(2021年3月出版)

グローバル化の進展や科学技術の急速な進歩により社会が大きく変化する中、今の学術研究は未来社会にどんなインパクトを与えるのか? 2021年3月に書籍した『未来探究2050 – 東大30人の知性が読み解く世界』では、未来へのアプローチに関する様々な方法論を提示し、多様な分野の教員30名のインタビューを通して、未来社会の考察の必要性について論じています。

本Webインタビュー特集では、同書籍で紹介するインタビューと同じ形式で、東京大学の教員を対象に一足早くインタビューを実施し、各々の専門の立場から2050年の未来像について描写していただきました。

    3.『未来探究2050』×IFIセミナー「知の未来を探究する」

科学技術が加速度的に進歩し、国際社会が激動する21世紀においては、知識により新たな価値を作り出していく知識集約型社会の側面がますます強くなっています。未来社会を展望するには、これから産み出されていくであろう知識について熟慮し、多様な分野の研究者同士、あるいは社会のステークホルダーと協創することが重要です。
本連続セミナーでは、2021年3月に出版した『未来探究2050―東大30人の知性が読み解く世界』(日経BP)をベースとして、異なる分野の講師とIFIの教員が分野横断型の議論を展開することで、複雑で重層的な未来について深く考える端緒を開きます。

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