ライフスタイルデザイン研究ユニット リビングラボを用いたライフスタイル変容研究プロジェクト

研究概要

人生100年の時代、心身の健康を実現するためには、早期からそのためのライフスタイルを持つことが非常に重要です。しかし、ライフスタイルを自らの思い通りにデザインすることは容易ではありません。本プロジェクトでは、オープンイノベーションの手法であるリビングラボを用いて、産官学民の多様なステークホルダーの共創・協働により、求められる新しいライフスタイルのデザイン手法を創出・発信・展開することを目的としています。個人的なニーズに寄り添い、丁寧にその方法を模索することで、実際的かつ自律的なライフスタイルにつながり、結果的に健康に関わる社会コストの削減とサスティナブルな社会形成に寄与できると考えています。また、ライフスタイルラボでは、現状の可視化につながる新技術、変容の一助となる新商品・サービスについての活用も、ライフスタイル変容のためのキーとして重要視しています。
具体的には東京都東大和市と市民の健康づくりに関する連携協定を締結し、ライフスタイルをテーマとしたリビングラボ”東大和市ライフスタイルラボ”の運営に協力し、研究を重ねています。中規模地方自治体におけるコミュニティを活用した自律分散型の健康促進手法の構築、あわせて健康に関わる新技術の受容及び社会的共進化についても研究します。

研究内容

東京都東大和市と市民の健康づくりに関する連携協定を締結しました。ライフスタイル変容をテーマとしたリビングラボである東大和ライフスタイルラボを通じ、産官学民の多様なステークホルダーの協創・協働によるライフスタイル変容の個人及び社会のメカニズムについて考察・研究します。
具体的には、個人から社会までをライフスタイル変容の要素として繋ぐキーとしての新技術による身体情報の可視化・産業化に着目しプロジェクトを展開します。