Future Earth、東京大学IR3Sと共に「未来洗浄研究会」設立

Future Earth、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)は、花王株式会社と共同で、「未来洗浄研究会」を設立しました。

洗浄は、人間が清潔に快適に暮らしていくために必要不可欠な行為です。しかし現在、洗浄には、大量の原料、水、エネルギーが必要とされています。同時に、大量の排水や廃棄物を出しており、世界中の人々が将来にわたって続けることができる洗浄のしくみになっているかは、定かではありません。今回設立した「未来洗浄研究会」では、花王、Future Earth、東京大学IR3Sを中心に、「世界中の人々がサステナブルに清潔に快適に暮らせる社会」をめざして、事業領域や学問領域の枠を超え、産学公民等のさまざまな知恵を集めて、未来の洗浄について議論や提案をしていきます。

まずは、洗浄のなかでも「洗たく」に焦点をあて、その多様性についての理解と共有を進めながら、ライフサイクル視点、社会環境視点からの議論を広げていきます。そのために、セミナー、イベント、SNS上のプラットフォームといった意見や情報交換の場をつくり、グローバルに賛同者を集っていきたいと考えています。

「未来洗浄研究会」は、その設立を記念し、2018年12月7日に「みんなで考えよう!未来のサステナブルな洗濯」と題したフォーラムを、東京ビックサイトにて開催しました。「未来洗浄研究会」では研究会の趣旨に賛同いただける方に活動のご案内をお送りしますので、未来洗浄研究会のサイトから連絡先をご登録ください。

関連情報