「地球科学と金融の対話イニシアティブ」記念講演会

2019年3月5日、Planetary Boundaries、The Great Acceleration、Hothouse Earth などの研究で、世界の環境政策に大きな影響を与えてきたWill Steffen教授らによる緊急講演会を開催しました。IPCC「1.5℃報特別報告書」や米政府「第4次全米気候評価」などが気候変動によって迫る人類文明の危機に警鐘を鳴らす中、地球の現状や地球環境と金融の密接な関係について、アカデミア、ビジネス、政策分野など人新世に生きるすべての人に向けて、科学的視点から問題提起を行いました。

開催報告

本講演会の報告を以下よりダウンロードいただけます。
Event Summary: Sleeping Financial Giants Public Symposium (PDF)

プログラム

15:30 – 15:35 趣旨説明
春日文子 フューチャー・アース東京ハブ事務局長
15:35 – 16:00 江守正多 国立環境研究所・地球環境研究センター副センター長
気候科学からみた「なぜ今地球の持続性を語るべきなのか」
プレゼンテーション資料 (PDF)
16:00 – 16:35 Will Steffen オーストラリア国立大学名誉教授
The Anthropocene: Where on Earth are We Going?
プレゼンテーション資料 (PDF)
16:35 – 17:00 Victor Galaz ストックホルムレジリエンスセンター副所長・准教授
Big Money, Big Change? How Big Finance Shapes the Earth system
17:00 – 17:30 質疑応答・ディスカッション