サステイナブルな洗濯について考える未来洗浄研究会の活動とブログ

未来洗浄研究会は、「世界中の人々がサステナブルに清潔に快適に暮らせる社会」をめざして、事業領域や学問領域の枠を超え、産学公民等のさまざまな知恵を集めて、未来の洗浄について、議論や提案をしていく場です。201812月、Future Earth、東京大学国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構(20194月、東京大学未来ビジョン研究センターに統合)、花王株式会社の3者が共同で、設立しました。

「洗浄」という大きなテーマを少し砕き、現在は「洗濯」に焦点をあてて議論を進めています。毎日私たちが行う「洗う」という行為で、地球の資源をどの位使っているのか、また自然環境にどのような影響を与えているのかということについて、考えるきっかけを作ると共に、一人一人がそれぞれの立場で何ができるのか話し合う場にしたいという思いからセミナーやブログを展開しています。

第一回セミナーではライフサイクルアセスメントについて取り上げ、洗濯による環境負荷を減らすにはどうしたらいいか参加者と共に議論しました。今後も関連テーマに関してイベントを開催していく予定です。

またブログでは、洗濯による地球環境への影響や、企業や個人の責任ある消費や生産のあり方、洗濯における文化的違いなど、いろいろな視点からサステナブルな洗濯のあり方について情報を提供しています。こちらから是非ご覧ください。現在までのバックナンバーは下記からご覧ください。

Vol.1 洗濯による環境への影響

Vol. 2 洗濯から発生、下水をすり抜けて海に流れるマイクロファイバー

Vol. 3 パタゴニアのマイクロファイバーに関する取り組み

Vol. 4 マイクロプラスチックと大気汚染

Vol. 5 衣料と環境問題

Vol. 6 服のレンタルは環境に優しい?

Vol. 7 ライフサイクルアセスメントとは

Vol. 8 衣類のライフサイクルと洗濯

Vol. 9 新型コロナウイルス感染症と環境