NHK Eテレ TVシンポジウム「グローバル・コモンズ 臨界点への10年」の放送について
昨年2020年12月2日~3日に東京大学と 韓国のChey Institute for Advanced Studiesとで共催したTokyo Forum 2020 Online「グローバル・コモンズの管理責任」が「グローバル・コモンズ 臨界点への10年」として、1時間番組として凝縮され、2021年2月20日に NHK NHK Eテレ TVシンポジウムにて放送されました。
2020年12月に行われた本フォーラムでは、CGCの石井ダイレクターがコンテンツ・プロデューサーを務め、IFIからは藤原帰一センター長、城山英明教授、高村ゆかり教授が登壇しました。その他、ヨハン・ロックストロムポツダム気候影響研究所所長、クリスティアナ・フィゲレス前国連気候変動枠組条約事務局長など、世界各地から35名のリーダーが参加しました。
本フォーラムでは、現在地球システムの安定とレジリエンス(グローバル・コモンズ)が限界点を超えて地球環境が制御不能になるまであと10年しかないこと、それを守るためには2030年までに国際社会が協調して社会システムおよび経済システムの転換を図るための取り組みが必要であることが議論されました。また、グローバル・コモンズを守るための国際的な政策論議を喚起し、広く社会の行動変容を促すための中核的ツールとして、グローバル・コモンズ・センターの最初の成果物である「グローバル・コモンズ・スチュワードシップ指標(GCSi)」のパイロット版も公表されました。
本番組は2021年2月27日14時59分まで「NHK+」にてオンデマンドで視聴可能です。