背景
狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)の次に位置し、デジタル革命やイノベーションを駆使した未来社会をソサエティー5.0(Society 5.0)と呼びます。Society 5.0の形成を実現させるためには産官学が協力する必要があります。一方、世界の人口の約6割を占めるアジアは経済活動の世界的中心となり、未来の地球の持続可能性を左右する大きな存在であります。また、SDGsが世界の多くの国で認識され、産業界も含めた多様なステークホルダーによって、目標達成が進められ、それは全世界的な大きな流れとなっています。SDGsの達成や地球の持続可能性の実現において、産業界の役割は大変大きく、今までの産業活動の方針とは異なった企業の目標やそれを評価する指標が必要になります。大学がこのような活動において担う役割は優秀な人材の輩出だけではありません。産業界がより良い社会(Society 5.0)の実現につながるような新たな資本主義のあり方を提示する役割を担います。
東京大学は2017年に指定国立大学となり、SDGsの推進等持続可能な社会構築への貢献を一層加速させることになりました。その活動の一環として、ここに、東京大学がイニシアチブをとり、中国とインドのリーディング大学、欧米の著名大学をパートナーとして、アジアにおけるSociety 5.0の実現のためのパートナーシップを構築します。
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