ワーキング・ペーパー 「中国は経済制裁をどう使おうとしているのか」”Economic Coercion or Economic Sanction? China’s Attitude Toward Economic Sanctions“ を掲載しました

外務省外交・安全保障調査研究補助金事業「経済安全保障分野における主要国の動向(米中欧)と日本が採るべき政策」プロジェクトの報告として、ワーキングペーパー「中国は経済制裁をどう使おうとしているのか」”Economic Coercion or Economic Sanction? China’s Attitude Toward Economic Sanctions“(町田穂高/パナソニック総研)を掲載しました。

(概要) 中国による経済的威圧に対する関心が高まっていますが、中国国内では欧米からの経済制裁こそが経済的威圧であると考え、これに対抗するために、中国も経済制裁に関する制度を整備すべきとの議論がされています。実際、近年の中国は、「信頼できないエンティティリスト」を新たに設け、「輸出管理法」を制定して関連規則を定める等、経済制裁のツールを整備しつつあります。中国が経済制裁に関する制度をどのように構築し、実際にどのように使っているかを整理することで中国の経済制裁に対する態度を明らかにし、日本の取るべき政策を考えます。

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