『ムクウェゲ医師、平和への闘い 「女性にとって世界最悪の場所」と私たち』がUTokyo Biblio Plazaで紹介されました

本書は、コンゴ東部での人権侵害に心を痛め、ムクウェゲ医師の活動に心を動かされた3人の日本人女性が共同で執筆した書籍です。中学高校生を主対象とする岩波ジュニア新書ではあるものの、研究と実践の両方に取り組む執筆者3人が、紛争下の性暴力と紛争鉱物問題のつながりをわかりやすく解説し、ムクウェゲ医師の活動を描くとともに、暴力の連鎖を終わらせるために私たちにできることを一緒に考えるきっかけを提案しています。アフリカの資源産出地域での人権問題と日本の私たちとのつながりについて学ぶ導入の書としてぜひ読んでいただきたいと思います。

著者:立山 芽以子、 華井 和代、 八木 亜紀子
出版社:岩波書店