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書籍

IFIの研究者による主な著書

  • 地域ネットワーク解析 -ビジネス生態系におけるつながりの構造と新陳代謝
    山野泰子 未来ビジョン研究センター講師著

    森林の遷移の最終段階にある極相林はなぜ衰退しないのか。成熟した森林生態系における穴の開閉のダイナミクスから着想を得て、企業間の取引関係がつくるビジネス生態系を検証する二つのネットワーク指標を提案します。取引関係の安定性と新規性のバランスを取る二重の機制について、提案指標を用いた分析により考察しています。詳細は、東京大学出版会のウェブサイトでご覧ください。

  • 気候変動は社会を不安定化させるか -水資源をめぐる国際政治の力学
    藤原帰一、竹中千春、ナジア・フサイン、華井和代編著

    未来ビジョン研究センターSDGs協創研究ユニットは、2019年から2021年にかけて共同研究「気候変動と水資源をめぐる国際政治のネクサス」を行ってきました。本書は14名の共同研究者がその研究成果をまとめた書です。気候変動による自然の衝撃が社会と政治にどのようなストレスをもたらすか、また、そうしたストレスがいかなる過程を経て社会の不安定化、資源獲得競争、国家の動揺、武力紛争、難民・移民などの現象を引き起こす原因となるのかを問い、気候変動政治のメカニズム解明に取り組んでいます。詳細は、日本評論社のウェブサイトでご覧ください。

  • 「正しい戦争」は本当にあるのか
    藤原帰一 未来ビジョン研究センター客員教授著

    経済のグローバル化が進み、世界中のサプライチェーンがつながったことで、国家間の大規模な戦争が「不合理なものになった」と思われていたいま、なぜロシアは侵略を開始したのか。
    独裁的な指導者ひとりの個性や、権力への渇望だけでは説明できない戦争の深層を、藤原帰一客員教授が洞察します。その磨き抜かれた言葉は、読む者を突き刺し、認識を一変させる力に満ちています。詳細は、講談社のウェブサイトでご覧ください。

  • 気候を操作する 温暖化対策の危険な「最終手段」
    杉山昌広 未来ビジョン研究センター准教授著

    大気中のCO2を直接回収、成層圏に微粒子を撒いて太陽光を遮る……「人類が気候を操る」最先端の温暖化対策について、杉山昌広准教授が解説しています。
    詳細は、KADOKAWAのウェブサイトでご覧ください。

  • Urban Infrastructuring
    Deljana Iossifova, Alexandros Gasparatos, Stylianos Zavos, Yahya Gamal, Yin Long

    Alexandros GASPARATOS准教授は、交通、衛生、通信など、さまざまな種類の都市インフラの相互関係について探求する本を共同編集しました。本書は、主にグローバルサウスの事例に焦点を当て、これらの相互関係が都市の持続可能性にどのような意味を持つのか、また、社会的に公平な方法で都市インフラの持続可能性を高めるための課題とアプローチについて詳細に論じています。
    詳細は、Springer Natureのウェブサイトをご覧ください。

  • 地球の危機図鑑
    福士謙介 未来ビジョン研究センター副センター長 監修

    地球が直面する最新の「危機」として気候変動、エネルギー問題、パンデミック、情報セキュリティなど12の問題を解説し、それらをどうやって解決、回避していくのかをビジュアルで学ぶ小学生対象の書籍です。「危機」をそのままにした場合のワーストシナリオと、解決したときのベストシナリオを比べて、自分たちのこれからの行動を考えることをうながします。福士謙介未来ビジョン研究センター教授が監修を務め、華井和代講師が「飢餓と貧困」を担当しました。詳細は学研出版のウェブサイトでご覧ください。

    UTokyo BiblioPlazaのウェブサイト(日本語)
    UTokyo BiblioPlazaのウェブサイト(英語)

  • Sustainability Challenges in Sub-Saharan Africa II
    Alexandros Gasparatos, Merle Naidoo, Abubakari Ahmed, Alice Karanja, Kensuke Fukushi, Osamu Saito, Kazuhiko Takeuchi

    Alexandros GASPARATOS准教授と福士謙介教授らが、サハラ以南のアフリカが直面している持続可能性に関する主な課題をまとめた書籍2冊を共同編集しました。Springer Nature出版の同書籍では、食料安全保障、貧困、生態系の劣化、近代的なエネルギーやインフラへのアクセス不足など、サハラ以南のアフリカ大陸が抱える多様なサステナビリティの課題に焦点を当てています。詳細は、Springer Natureのウェブサイトをご覧ください。

  • Sustainability Challenges in Sub-Saharan Africa I
    Alexandros Gasparatos, Abubakari Ahmed, Merle Naidoo, Alice Karanja, Kensuke Fukushi, Osamu Saito, Kazuhiko Takeuchi

    Alexandros GASPARATOS准教授と福士謙介教授らが、サハラ以南のアフリカが直面している持続可能性に関する主な課題をまとめた書籍2冊を共同編集しました。Springer Nature出版の同書籍では、食料安全保障、貧困、生態系の劣化、近代的なエネルギーやインフラへのアクセス不足など、サハラ以南のアフリカ大陸が抱える多様なサステナビリティの課題に焦点を当てています。詳細は、Springer Natureのウェブサイトをご覧ください。

  • Political Ecology of Industrial Crops
    Abubakari Ahmed, Alexandros Gasparatos

    Alexandros GASPARATOS准教授は、産業用作物の政治生態学に関する書籍を共同編集しました。この本では、アフリカ、アジア、アメリカの発展途上国で行われた様々な研究が紹介され、綿花、アブラヤシ、大豆、サトウキビなどの工業作物が、どのようにして生態学的、農業的、社会経済的、制度的な変革を促すのかが解明されています。詳細は、Earthscan/Routledge, Londonのウェブサイトでご覧ください。

  • 日本の国際協力 中東・アフリカ編 貧困と紛争にどう向き合うか
    阪本公美子 他 編著
    華井和代 未来ビジョン研究センター講師 執筆担当:「対コンゴ民主共和国援助―援助は政治腐敗と人権侵害に立ち向かえる か」(236-243頁)

    国際協調主義を掲げた日本は、中東・アフリカ諸国に対し政府開発援助(ODA)を通じてどのように関わってきたのか。各国の経済発展や福祉向上を目的とする支援が、なぜ批判も浴びてきたのか。本書では、中東・アフリカの51か国・地域を対象として、ODAの形成と展開、現状と事例、課題と展望から解明し、21世紀の日本の国際協力の課題を考えるための基礎的判断材料と論点を提供します。詳細はミネルヴァ書房のウェブサイトでご覧ください。

  • 絵と図でわかる AIと社会
    江間有沙 未来ビジョン研究センター准教授著

    AIは社会の様々な場面で使われるようになった一方で、公平性や安全性、社会の分断やフェイクニュースの生成など様々な問題も引き起こしています。技術的な仕組みから社会への影響と課題までをマンガやイラストも含めてわかりやすく解説しています。私たちの社会をうつす「鏡」であるAIとのかかわり方を考えるための一冊です。技術評論社のウェブサイトでは、本のサンプルもご覧いただけます。
    UTokyo BiblioPlazaのウェブサイト(日本語)
    UTokyo BiblioPlazaのウェブサイト(英語)

  • 世界一ポップな国際ニュースの授業
    藤原帰一 未来ビジョン研究センターセンター長、石田衣良著

    トランプなき世界を、バイデン新大統領はどう導くのか?中国の野望はどこまで肥大するのか?現実味を帯びてきた第3次世界大戦の勃発地は?映画を見るように、国際ニュースがわかりやすく読みとける。(文芸春秋) 詳細は、文芸春秋のウェブサイトでご覧ください。

  • 不安定化する世界 何が終わり、何が変わったのか
    藤原帰一 未来ビジョン研究センターセンター長著

    2011年4月から2020年1月まで、朝日新聞で連載された「時事小言」が本になりました。「新しい冷戦」という妖怪が徘徊している。これから何が始まろうとしているのか。不透明さを増す国際情勢下、多様な民族や宗教の共存を許す多元主義の崩壊が始まろうとしている。民主主義の後退、敵と味方の不寛容な対立、所得格差の拡大と中間層の緩やかな没落……通年や偏見を突き放し、日本と世界が置かれている同時代的な意味を探る。(朝日新書)

  • 国際協力と想像力 イメージと「現場」のせめぎ合い
    松本悟、佐藤仁 編著
    華井和代 未来ビジョン研究センター講師 執筆担当:第4章「未知への想像力を育成する―学校教育における国際協力の語られ方」(117-144)

    本書では、援助の現場においてイメージと現実はなぜ乖離するのか、援助国・被援助国の視点から要因を考察し、ギャップを超える方法を探ります。詳細は、日本評論社のウェブサイトでご覧ください。

  • 在宅時代の落とし穴 今日からできるフレイル対策
    飯島勝也 未来ビジョン研究センター教授 著

    本書は、東大の飯島勝矢教授が「人生100年時代を見据え、どんな年齢であっても、自分の努力次第で、すぐに家でできるフレイル対策」をまとめて発信しております。特に新型コロナウイルス感染症の問題により、自宅での自粛生活が過剰に長期化したことによる負の側面にも焦点を当てながら、わかりやすく根拠も伝えつつ、実行しやすいようにまとめたものです。シニアと、高齢の親をもつ世代に向けて緊急出版された書籍です。

  • AI社会の歩き方 人工知能とどう付き合うか
    江間有沙 未来ビジョン研究センター特任講師著

    本書は研究、ビジネス、政策など様々な場面で語られる人工知能(AI)への期待と課題を紹介し、AI社会を歩くための地図を作ることを目的としています。詳細は、UTokyo BiblioPlazaのウェブサイトでご覧ください。

  • 小さな地球の大きな世界 プラネタリー・バウンダリーと持続可能な開発
    J. ロックストローム、M. クルム著、武内和彦 未来ビジョン研究センター特任教授、 石井菜穂子 地球環境ファシリティCEO監修

    本書は、人間の活動が地球全体に与える影響を科学的に評価する方法としての地球の限界(プラネタリー・バウンダリー)という概念を、科学の言葉と美しい写真で紹介しています。詳細は、UTokyo BiblioPlazaのウェブサイトでご覧ください。