趣旨
気候変動、持続可能性やそれに伴う社会・経済的影響が顕在化する中で、カーボンニュートラルな社会の実現は国際社会にとって重要な課題であり、政府や企業のみならず、大学にとっても行動計画の柱の一つに位置づけられています。
一方、カーボンニュートラルや持続可能な社会への移行は、研究開発や技術的発展のみならず、新たな政策や制度、事業モデルの推進、行動変容を伴うシステム移行を伴う複雑な課題であり、それらに対する学術的な分析のみならず、システム移行を可能とするイノベーションモデルの実装や実行を伴う政策的・企業的アントレプレナーシップ及びそれらの涵養が必要となります。
グリーントランスフォーメーションとそのためのイノベーションのあるべき姿は未来ビジョンの大きなテーマであり、当センターのイノベーション部門の研究ユニットとして、カーボンニュートラルや持続可能な社会の実現に向けた研究教育を推進していくことを目的としています。
研究内容
- カーボンニュートラルならびに持続可能な社会を実現するための有望技術の調査と評価
- 有望技術を社会実装するために必要となる政策や制度、事業モデルの設計
- グリーントランスフォーメーションを担うシステム移行型のアントレプレナーモデルの探索と人材育成
- 上記に関する社会提言並びに政策提言のための研究など
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