サイバネティック・アバター(CA)技術とは、人々が自身の能力を最大限に発揮し、多様な人々の多彩な技能や経験を共有できる技術です。サイバネティック・アバターという「新しい身体」を得ることで、身体の制約を超えて誰もが自由に活動できるようになる社会が可能になります。そのような社会はどうあるべきか、また社会実装にはどのような課題があるのかについて、技術の開発段階から法的、倫理的、社会的な観点を議論する必要があります。
そのため研究会開催等を通して、技術の開発者、人文社会科学の研究者、政策関係者や実際に技術を利用する当事者の方々などとの交流や知見の交換を進めていきます。本研究会は東京大学未来ビジョン研究センターと大阪大学社会技術共創研究センターが主催して開催します。
また、本研究会は第一歩としてムーンショット型研究開発事業ムーンショット目標1「 2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」 の「身体的共創を生み出すサイバネティック・アバター技術と社会基盤の開発」 の研究の一環として実施します。
ムーンショット型研究開発事業 ムーンショット目標1 プログラム紹介
Project Cybernetic Being :身体的共創を生み出すサイバネティック・アバター技術と社会基盤の開発
イベント開催一覧
- 2023年12月1日
第9回CAS研究会「CAと人間のコミュニケーション」 - 2023年9月26日
離れていても一緒:ノルウェー、デンマーク、ドイツ、日本の学校でのアバターロボット利用 - 2023年4月11日
ロボットの(境界)面:ロボットの顔を理解しマッピングする - 2023年2月22日
アンコンシャス・バイアスにはどう取り組めばよいのか?: ダイバーシティ経営推進に向けたアンコンシャス・バイアス研修について (経済産業省委託事業に関する報告会1)
アンコンシャス・バイアスのVR研修の可能性と課題:ダイバーシティ経営推進に向けたアンコンシャス・バイアス研修について (経済産業省委託事業に関する報告会2) - 2023年1月25日
第7回CAS研究会「CAプラットフォームのガバナンス」 - 2022年11月22日
GPAI SUMMIT 2022「仕事の未来」サイドイベント -多様な社会とワークスタイルへの挑戦と課題:AI・アバターと人間の共創 - 2022年6月14日
第6回CAS研究会「メディアから見るCAを用いた働き方とガイドライン」 - 2022年3月3日
VRでアンコンシャス・バイアスへの気づきを促せるか?:子育てを取り巻く仕事環境を考えるワークショッププロジェクト - 2022年2月16日
第5回CAS研究会「複数の『身体』と法的責任」 - 2021年12月3日
第4回CAS研究会「身体性と社会性の認知拡張をするVRアバターの可能性と課題」 - 2021年11月8日
人とアバター/ロボットの共生・共創・共進化をめぐる課題 - 2021年9月3日
第3回CAS研究会「経験・技能共有と知的財産権による保護」 - 2021年7月30日
第2回CAS研究会:ユースケースから考えるサイバネティック・アバターとELSI - 2021年6月24日
第1回CAS研究会:サイバネティック・アバター社会の在り方とELSI
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