気候変動や紛争、環境破壊といったグローバルな複合的リスクへの対処のため、政治学・開発学・工学等の分野横断的な視点を生かして研究に取り組みます。本研究部門は、国際的なガバナンスの知見と各国・各地域に関する専門的な知見、問題解決のための技術やデータを融合させることで、持続可能な開発に関する研究や、軍事力だけではなく食料やエネルギー、経済や災害対策などを含む広義の安全保障に関する研究のハブとなることを目指し、理論と実際の政策プロセスの両方の多角的な分析を行います。
研究ユニット
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SDGs協創研究ユニット
持続可能な開発(Sustainable Development)の模索は、現代世界が直面する最大の課題であるといっても過言ではありません。SDGs協創研究ユニットは、東京大学におけるSDGs研究の中心、ハブとなることを目的とし、サステナビリティ、地球環境の変動と紛争、持続可能な経済発展について研究します。 -
グローバル・コモンズ・センター
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安全保障研究ユニット
経済と安全保障の関わりの解明、北東アジア安全保障構造の検討、日米同盟の深化と多国間安全保障協力の模索、核不拡散の進展への努力、新しい安全保障概念の検討、と大別して5分野に跨る国際的共同研究と国際会議を行い、一般公開・非公開を問わず多様な発信活動を行っていきます。 -
持続可能性のためのガバナンス
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気候変動とエネルギー転換
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持続可能な社会生態システム研究ユニット
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持続可能な未来のための日本モデル相互比較プラットフォーム(JMIP)
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フューチャー・アース
フューチャー・アースは、持続可能な地球社会の実現をめざす国際協働研究プラットフォームです。人類が持続可能で公平な地球社会で繁栄する、というビジョンの実現に向けて研究を推進します。IFIは、フューチャー・アース日本ハブ運営の一翼を担っています。 -
千年持続学
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国際サステイナビリティ学会(ISSS)
国際サステイナビリティ学会(International Society for Sustainability Science, ISSS)は、サステイナビリティ学の世界的な拠点として、ローマ大学サピエンツァ、国際連合大学、アリゾナ州立大学と共同で設立されました。IFIはISSSの事務局大学となっています。 -
グローバル経済リスクの分析と政策研究ユニット
本研究ユニットは、特に日本を念頭に置きつつ、グローバル経済リスクに適切に対処するための政策を提言することを目途としています。とりわけ、先進諸国に関しては最近の世界的な保護主義の高まりに、発展途上国に関しては持続的な経済発展の阻害要因に、それぞれ留意して研究を進めています。 -
AGS(Alliance for Global Sustainability)
AGSは、人類の持続的発展という目標に向かって、世界一流の知能を備えた4つの大学―東京大学、マサチューセッツ工科大学、チャルマーズ工科大学、スイス連邦工科大学―が協力して研究を行う、人間地球圏の存続を求める大学間国際学術協力です。 -
エネルギー持続性フォーラム
エネルギー持続性フォーラムとは、IFIの旧組織である東京大学国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)がグローバルなエネルギー企業である昭和シェル石油と結成した企業コンソーシアムです。 -
レジリエント社会・経済研究ユニット
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気候適応と災害、持続的開発に関する研究ユニット
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気候変動コミュニケーション研究ユニット